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 からだを錆びつかせないために、日ごろからアルカリイオン水を飲み続けるのが有効と言われています。

以上をまとめると、身体に不足がちなミネラル分は硬水で補い、からだの酸化=老化を抑制するためにアルカリイオン水を飲む、ということになります。

では、この二つの異なるタイプの水をどう飲み分けたらいいのでしょうか。

ベースはアルカリイオン水を飲み続け、硬水については、現在抱えている症状等があれば、次のリストから、適切な硬水を見つけると良いと思います。

ミネラルウォーターのリスト

また、水を飲む頻度とその量ですが、それも上のリストを参照ください。

一般的に、酸化=老化抑制のためには、1日、コップ4杯以上のアルカリ・イオン水を飲むことが良いと言われています。

 この数年、ペットボトルやビン入りのミネラルウォーターが一段と身近になりました。安全や健康を意識し、また、旨さも手伝って、世界各地の名水がスーパーやコンビニ、インターネットで流通するようになりました。その種類も急増し、国産で約 450種、輸入モノでも約50種前後に達するといわれています。浄水器や活水器を備える家庭も増え、美味しく安全な水、体に良い水の需要は高まるばかりです。日本ミネラルウォーター協会の調べによると、2005年のミネラルウォーターの一人当たりの年間消費量は約14リットルと、この10年で3倍近くも伸び、今や1400億円市場に。「水を選ぶ」暮らしは、着実に浸透・定着し、当たり前になりつつあります。

 東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏(病気と水の関係について、過去 40年間にわたり世界60ヵ国以上を調べてきた、水の専門家) によると、「この 1〜2年は、健康志向から、動脈硬化の予防やダイエットなどに効果があるといわれる硬水や、がんの予防効果が期待できるアルカリイオン水、疲労回復効果の高い炭酸水などが注目を集めています。ただ、水への関心が高いわりに、間違った摂とり方をしている人も多いので、水の特徴を理解して上手に飲み分けてほしいですね。水は毎日飲む一番身近な必需品ですから」
 
  「硬水は含有ミネラルであるカルシウムやマグネシウムが血栓を防ぎ、動脈硬化の予防に役立ちます。とくに動脈硬化予防には、中性脂肪やコレステロールを分解するマグネシウムの多い硬水を選ぶのが効果的です。アルカリイオン水は活性酸素を抑制し、免疫細胞を活性化することで、がんの予防効果が高いと言われる水です。自分で精製する装置も市販されていますが、最近は市販のペットボトルも多く出ていて手軽に購入できます。また、炭酸水は、地層の中に含まれている天然ガスが水に溶け込んだもので、シュワッと飲み口が爽さわやかなのが特徴です。疲労時に生じる乳酸を、炭酸ガスに含まれる重炭酸イオンが中和して体を中性に保つため、疲労回復効果が高いのです」

 そこで、目的に合った水を、正しく飲むウォーターレシピが必要になります。ウォーターレシピ一覧で、目的に合った水を探せます。


【アルカリのレベル】
Ph8.5 アルカリ水の飲み始めに適した水です。
Ph9.2 健康増進が期待できるレベルです。また、炊飯にご利用するとおいしいご飯が炊きあがります。
Ph9.5 病気の予防効果が期待できるレベルのアルカリ値です。また、お料理に又コーヒーやお茶にも適した水。煮物や鍋物などのだしの風味がしっかり出ます。
Ph10 最高レベルのアルカリ値です。アク抜き・ゆで野菜などに適した水で、ゴボウなどのアク抜き時間を短縮し、ゆで野菜などにも色鮮やかに仕上がりまろやか味に。


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